RenderDocを使ったUnrealEngineプロジェクトのGPUデバッグ
RenderDocのインストール
- RenderDocインストーラを公式からダウンロード
- ダウンロードしたインストーラを実行
- ※UnrealEngineを終了してからインストールを行う事
- セットアップウィザードが起動するので
Next
をクリック I accept the terms in the License Agreement
をチェックしてNext
をクリック- 個別設定をしないのならば
Typical
またはComplete
を選択後、Next
をクリック - インストール設定に問題が無ければ
Install
をクリック - インストールが完了したら
Finish
をクリック
UnrealEditor上からRenderDocを使う
- プラグイン設定を開く
- RenderDocプラグインを有効化
RenderDoc
で検索- プラグインにチェック
今すぐ再起動
でエディタを再起動する
- RenderDocプラグインの初期設定を行う
- プロジェクト設定を開く
- メニュー
『編集』→『プロジェクト設定』
- ツールバー
『設定』→『プロジェクト設定』
- メニュー
『プラグイン』→『RenderDoc』→『詳細設定』
を開くスタートアップ時に自動アタッチ
にチェック- UnrealEditorの起動引数に
-AttachRenderDoc
を追加することでも有効化可能
- UnrealEditorの起動引数に
RenderDoc実行ファイルパス
にRenderDocをインストールしたパスを設定- RenderDocインストール時、特に変更していなければ
C:\Program Files\RenderDoc
となっているはず
- RenderDocインストール時、特に変更していなければ
- エディタを再起動する
- プロジェクト設定を開く
- 有効化されたRenderDocを使ってシーンキャプチャを行う
- 右上のRenderDocアイコンをクリックしてキャプチャ
- コンソールコマンド
renderdoc.CaptureFrame
を実行してキャプチャ
- キャプチャに成功すれば自動的にRenderDocが起動する
パッケージ上からRenderDocを使う
- RenderDocを起動し、
Launch Application
タブを開く Executable Path
にプロファイルを行うアプリケーションの実行ファイルを指定し、Launch
をクリックして起動- 作業ディレクトリを実行ファイルと別の場所を指定する場合のみ、
Working Directory
を設定 - 必要があれば起動引数を
Command-line Arguments
へ指定- 複数のRHIを含んだパッケージ作成していれば、起動引数から使用するRHIを指定可能
- DirectX11:
-d3d11
- DirectX12:
-d3d12
- Vulkan:
-vulkan
- DirectX11:
- 複数のRHIを含んだパッケージ作成していれば、起動引数から使用するRHIを指定可能
- 通常UnrealEngineで作成したパッケージの場合、
『Capture Option』→『Capture Child Processes』
にチェックを入れる
- 作業ディレクトリを実行ファイルと別の場所を指定する場合のみ、
- 起動すると親プロセスタブが開くので、
『Child Process』→『[ProjectName].exe [PID ???]』
をダブルクリックして子プロセスのタブ開く - 任意のタイミングで
『Tools』→『Capture Frame(s) Immediately』
をクリックするか、ゲーム画面上からF12
を押すと、Captures collected
にキャプチャした内容が列挙される。 - 『Captures collected』に列挙されたキャプチャをダブルクリックで開くことで、詳細を確認することが出来る
RenderDoc以外のGPUプロファイラ
RenderDocは大抵のGPUでデバッグできる反面、プロファイル用途として使用するには取得できる内部カウンタが不正確などといった欠点がある。 正確な内部カウンタを取得したい場合には、プロファイルを行いたい環境に合ったプロファイラを使ってください
- NVIDIA製品専用
- AMD製品専用
- Intel製品専用
- Windows専用
- PIX on Windows
- Windows(x64, Arm64)
- DirectX12
- PIX on Windows
- Qualcomm Snapdragon(Adreno)専用
- Arm Mali専用